こんばんわ。雪ん娘です
今日は「ギブ&テイク」な話し。
私もつい最近知った言葉です
世の中には人をタイプ別に分ける
数多くの分類がありますが
その中の1つに
人を【ギバー】【マッチャー】【テイカー】
という３つの特性に分けたものがあるんだとか。
そう指摘するのは
「与える」という行為が
どのような影響をおよぼすのかを研究した
アメリカのペンシルベニア大学ウォートン校の
組織心理学者であるアダム・グラント教授。
※※※著書『GIVE AND TAKE（邦題：GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代）』※※※
ギバー、テイカー、マッチャーとは........
【ギバー】：「与える人」 give:与える
【テイカー】：「取る人」 take:取る
【マッチャー】：「バランスの人」 match:一致
そう説明されると
だいぶ分かりやすい分類ですね
そしてその内訳は下記の通りだそうです
ギバー：25％
テイカー：19％
マッチャー：56％
簡単に言うと
いい人（ギバー）といやなヤツ（テイカー）が
およそ10人中2人ずつ
普通の人（マッチャー）が
10人中6人の割合でいる計算になります
なんとなく納得してしまう数字じゃないですか？
ここで気を付けたいのが
【テイカー】の存在だと思います
【テイカー】は私流に言うと
「人のふんどしで相撲を取る」タイプです
自分では何も生産出来ないのだから
人の物や金銭を利用するしかないのですね
まれにテイカーが他者に何かを与えることも
あると思うんですが
それは見返りとして手にするものが
与えたものの価値を上回るだろうと予想出来る時。
言ってしまえば
「自分中心」
自分の欲に素直で他者を振り回すけれども
自分では何も生産しない。
そもそも生産「出来ない」んですね
全てが口先だけ。
出来もしない約束。嘘。誤魔化し。
言い訳。責任逃れ。あげくは逃亡。
身近に大きなテイカーがいると不信感が広がり
生産性は大きく低下します。
いわゆる「迷惑を被る」という事になります
そして残念ながらテイカーは他人をうまく
利用出来るので職場ではよい業績を残すことも
あるんだそうです。
それでもテイカーがうまく立ち回れるのは
基本的に最初だけと言われています
時間がたつとまわりもその本性に気づき
だいたいにおいてテイカーは孤立していきます
私は【テイカー】という分類の言葉は
知らなかった時に
そういう人の事を
「金メッキな人」と呼んでいました
世の中色んな「人を分類する言葉」は
ありふれてますが
「自己愛性パーソナリティ障害」
「ボーダー」
「エネルギーバンパイヤ」などは
全てこの【テイカー】という分類に
入るんではないですかね？
彼らは本当に頭がおかしいです
自分が助けて貰いたい時は
本当に塩らしく涙を流して
「情」に訴えてきます
平気で土下座もしてきます
そしてその後の
脅し、駆け引き、暴言、暴力に発展していく
「情」に訴えられた人は........
そこでやっと【ギバー】が登場しますが
「自己犠牲を払ってしまうタイプ」の
【ギバー】が犠牲になるケースが多いと
いうことです
【ギバー】にも２通りあるらしく
①自分より他人を優先してしまうタイプ
②他人に何かを与えるが自分も大切にするタイプ
そして何事にも成功するタイプは
②の【ギバー】であるとグランド教授は
言っているのです
ごもっともなご意見ですが.......
そこの話しは一旦は置いておいて。
ところが
自己犠牲を払う①の【ギバー】を
助けられるタイプが
【マッチャー】だと言うことなんですね
なんだかジャンケンみたいですが(笑)
なぜなら【テイカー】に裁きを下せるのは
【マッチャー】だけだからだそうです
そこで割合をもう一度みて下さい
10人中６人がこの【マッチャー】です
となると........
いずれ【テイカー】は
集団によって裁きがくだされる日がくる
だから【テイカー】は
閉じられた空間でしか
本領を発揮しないんですね。
しないというか、出来ないんです
ターゲットになるのは常に
①の自分より他人を優先してしまう
【ギバー】です
このからくりを知って
私は自分が
「過去、どの種類の人間であったか」
理解してしまいました。そして........
納得もしてしまったのです(笑)
そしてこのブログでも
「自分を大切にしてください」
「自分で自分を幸せにしてあげてください」
「自分で自分を好きになってあげてください」
何故なら
それが出来ないと他人の事は
幸せにしてあげられないからです
そう長い間書いてきましたが
「他人も大切にするが自分も大切にする」
②の【ギバー】の事を指していたんだなと
また１つパズルが埋まりました
きっと
心の病気を抱えてしまう人は
【ギバー】です
そして天敵は.........【テイカー】
【ギバー】はいい人です
だから貴方は「いい人」なんです
なのでそこは自信を持っていいところ。
そして。
【ギバー】には２種類がある。
「自分より他人を優先してしまう
自己犠牲を伴ってしまう【ギバー】」
これが、駄目なんです
原因が分かれば
修正していくのはそんなには難しい事では
ないかもしれません。
【テイカー】はいずれ
「制裁」は受けます。
犠牲になった貴方からではないです
一番人数の多い【マッチャー】から。
なので裁きは彼らに任せましょう。
そして
「閉じられた空間」で本領を発揮してきた
【テイカー】なのですから
「テイカーが何をどうしてきたか」
被害にあった【ギバー】は
話せる時には話していきましょう。
それが貴方を守る事になります
②のギバーに近づける方法。
私は今まで
「告げ口や陰口たたくみたいで
あまり詳しくは言いたくない」と思ってきました
濁してばかりで
「何を言いたいのかわかんない」とも
言われてきました
でもそれって、まさしく
自分は我慢して、自分が犠牲になって
【テイカー】を守ってきたって事ですよね？
そう分かるとかなり.......
馬鹿らしくなりました(笑)
そして。話すなら。
【マッチャー】に話しましょう。
何故なら【テイカー】に唯一勝てるのは
【マッチャー】だから。
そして願わくば
全ての人達が
②の【ギバー】になっていく事。
これが「理想」って物なのかな？って思います
世の中を良い方向に動かしていくのは
【ギバー】と【マッチャー】です
【テイカー】は変わりませんよ
何故なら彼らは、生産出来ないから。
次々と①の【ギバー】を獲物として見つけ
宿主を変えるだけです。
離れたり、別れたり、縁を切ったとしても尚
長い、長い間、貴方を苦しめてきますよ？
だいぶ........長々と書いてしまったので
続きはまた今度。
それでは今日は
この辺で。
