経験はプライスレス

こんにちわ。雪ん娘です。リニューアルです!日々色んな事がありますが経験はお金のかからない財産だと思います。だって経験は自分だけの物です。それを生かすも殺すも自分次第。そんな私の日々のつぶやきです。

人間の脳の不思議

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こんばんわ。雪ん娘です



今日は人間の脳の不思議を書いてみたいと
思います
全ては書けないと思うので
また何度かに分けて書くことになると
思いますが、連載にはしません



過去記事でも何度かふれてきましたが
私には一時期の数年間にわたる
記憶がありませんでした



よくドラマとかで見る
「記憶喪失」ってどういうイメージですか?



寝て起きて
「私は誰?」「あなたは誰?」
「何にも思い出せない…………」
そういうイメージではないですか?



そういう記憶の無くし方ではなくて。
でも数年間にわたる記憶がないって。
どういう事なんだか説明も難しいんですが



実際は
記憶がない事自体気がついていない。
だって記憶がないんですもの
って感じです



なので私は
そんな自分に全く気づかなく
ある日のふとした会話がきっかけで
(数年ぶりに会った弟との会話きっかけでした)



「前にお姉ちゃんと会った時さ」
みたいな始まりだったと思うんですが
うちに泊まったって話しをしていて


うちに泊まった?どこの?
え?そんな部屋あった?
どこに寝たん?
みたいな会話を続けていて



そこの家自体の事を私は全く覚えていなく
どこのどんな家でどんな間取りで
家具の配置さえ全て
思い出す事が出来なくて


回りに聞いたら
そこの家には
2~3年は住んでいたらしいのですが
全くさっぱり思い出す事ができず


記憶がなくなってる事に
初めて、気づいたのです



勿論
主治医にも話しましたが
「思い出す必要はないでしょう」と
意味深な事を言われ(笑)


私も特に追求はせず
思い出せないまま月日は過ぎていきました



今は記憶は戻っていますが
全て思い出しているのか確信は持てていません



その上、思い出した記憶の中には
その数年間以前の物も含まれていたので
一体いつからいつまで記憶がない
状態が続いていたのかも不明です



今私が書いてる諸々の事は
思い出したから書けているような物で
記憶のなかった時の私に
中身なんてなかったって思えます


自分で自分がわからないのだから
それも当然ですが
何かをやってきた事だけは
結果として残っていたりするので
私なりにきちんと生きていたんだとは
思うんですが(笑)





また
「思い出した時」も
それは突然で


何か変!っていう心の変化みたいなのは
あったんですが
本当に
脳に、ものすごい量の情報が
急に
再インストールされるみたいに
ものすごいスピードで
次々に押し寄せてきて


脳に入り込んでくる圧倒的な情報量に
押し潰されそうになりました


それは
まだついこの間。去年の春の話しです



でもその戻った記憶はご想像通り
開けてはいけないパンドラの箱でした


たまたま仕事も3連休中位の時だったような
覚えがありますが
仕事が休みでよかったって思いました


思い出さなければよかった
何で思い出しちゃったの?
このまま忘れてた方がよかったのに


そうまず思いました


私のPTSDの発端も
パニックになる原因も
全ての線が繋がり
納得はしましたが


明日から何もなかったようには
暮らせないとも思いました


ベッドでうずくまったまま
起き上がれないし
苦しくて苦しくて
どうすればいいんだろう?
また、忘れる?
簡単だよね
だってまた
心を閉じて、何も見ず、何も感じず
身体は誰かと一緒にいたとしても
1人でじっとしてればいいだけなんだから
そういうことは
得意やんか?


そう、思いました



でも



その思い出した記憶の中に
誰かを
とても好きだった記憶も
紛れ込んでました


私は結構
好き、嫌いをはっきり言う方ですが


私の好きは、気に入っている
私の大好きは、とても気に入っている


そこ止まりで
それ以上の感情は無いと思っていたのですが


そういう好きではなくて
自信は全くないんですが


誰かを
とても愛してた


記憶だと思うんです


そしてその記憶の気持ちが
最終的には
勝ってしまったんです


それを忘れたくないと思って
私は
思い出したくなかった過去の記憶と
共存していく事を選びました


愛は地球を救うとか言いますが
私を救ってくれたのは
確かに「愛」でした


そして「愛」っていうのは
決して求める物ではなく
自分の中にあって
持っているだけで、与えるだけで
自分自身が
満たされる物だと
分かりました


そして


せっかく忘れていた過去を思い出して
人の心の痛みとか
人が人を傷つけるってどういうことか
どんな結末を迎えるのか
理解したので


私は今
このブログを続けています



私は
不条理な世の中や社会に対して
何も期待せず
淡々と
自分さえよければいいと
そう生きていくのが
利口だと思います


悪いことや犯罪を犯したって
捕まらなければ、バレなければ
それは悪いことや犯罪ではないのです
それが世の中


でもそれは正しいんでしょうか?


身近なところでは
いじめとか誹謗中傷とか不正とか
バレなければ
それでいいんでしょうか?


被害にあった人達は?
我慢するしかないんでしょうか?
本音はどこにも吐けないんでしょうか?
建前の世界で生きていくしかないんでしょうか?


…………心なんてない方が楽だと
思ってしまいますね



思い出したくなかった記憶と
共存していく事を選んだ時に
人の心を壊すことはしてはいけないと
私は伝えていけると
そう思いました


思い出したくなかった記憶を
ここに書くわけにもいきません
ただ最後は
「…………殺される」と覚悟をした記憶です




人間の脳というのは
本当に不思議で。
実際にそういう事があるんですね


まさか自分の身の上に
こんなことが起こるなんて
想像もしてなかったわけで(笑)



だからこそ
誰にでも起こりえる事なのかもしれないとも
思っています


忘れてしまう原理も
また思い出す原理も
何もわからないですが
現実として起こっています



ただ、私が1つ言える事は
憎しみは人に行動をおこさせ
愛は人を穏やかにさせると言うことです


憎しみのエネルギーの方が強いですが
愛は収める事が出来ます


貴方が


もしも


憎しみにかられて何か行動してしまいそうに
なったら
誰かを何かを愛していた気持ちを
忘れないで



思い出してみて下さいね




それでは今日はこの辺で。