こんばんわ。雪ん娘です
今日は「家族」について。
「家族」って一体何ですか？
血の繋がり=家族ですか？
「親」ってなんですか？
ただ単に、私の遺伝子のルーツになった
人達ってだけじゃないんですか？
よく分からなくて………。
私は小さい時は祖父母に育てられて
13才～18才までは母と弟と暮らしてましたが
母はほとんど家にいなくて
父はほとんど帰ってこなくて
まぁ、母は生活費の為に昼も夜も
働いていたので
そこは理解してるし
遊んでた訳でも、自由きままにやってた訳でも
ないので
同情すべき点ではあるんですけど………
母の両親(私を育ててくれた祖父母)は
子供の為にときちんと備える人でした
だから母はものすごく祖父母に
金銭面でも、子供の世話でも困ったら
なんでもやって貰ってて
それで
今度は私が大人になったら
子供になんでもやって貰えてて
別に私に出来る事ならいいんですけど………
私の中ではどうしてもどうしても
私が本当に助けて欲しかった時
それは
息子と離れなければならなかった時。
どうして誰も助けてくれなかったんだろう？
それが、どうしても、どうしても
私の中から消えて無くならないのです
父も「ただ生きている」ってだけで
何もしてくれなかったし
むしろ私のお金は父の会社を存続させる為に
使われていたし………
いいえ。
わかってるんです。私も。
仕方のなかった事なんだと。
父も母も悪い人ではないし
悪いと思っているからこそ
今、罪滅ぼしをしてるように見えます
私も両親が「嫌い」では、ない。
けれど私は。
５才～10才にかけての息子を
施設に預けなければならなかった
その事実を忘れる事が出来ないんです
10才で迎えにいく。
その約束を守る為に
私が時は金成りと、どう生きてきたか
父は話すら聞いてくれませんでした
みんな、みんな
困った時だけ
私に「助けてくれ」と頭を下げてきた
だけど
私が困って頭を下げた時には
誰も、誰も、助けてはくれなかったんです
それは両親だけではなく
私の周りに当時いた人達、全てです
だから私は。
今後助けなんて必要ないように
自分で自分の事と息子の事は
困らないように
１人でやるしかなかった
だから私は。
周りにたくさん人はいても
１人だった。
１人でなんでもやって
１人でお金も作って
１人で子供を育てるしかなかった
正直
「家族」と言われる事が邪魔でした
返せないと分かってるお金を
なぜ借りるんだろう？
借りる時だけは頭を下げて？
一体いくら？
本当に酷い終わりがない毎月でした
それが一体、何年続いたんだろう？
私には「家族」という言葉は
私を繋ぎ止めるだけの言葉にしか
聞こえなくなりました
それが家族なら「家族」なんて名ばかりの
存在はいらないと
そう思ってました
もうお願いだから
私におんぶに抱っこはやめて欲しい！
そう決心して
私の時間はやっと動き始めました
息子には生きていく上で大切な事
人としてやってはいけない事
計画的にお金は使う事
他人様から借金だけはしてはいけないという事
教えてはきて
今も尚、教えているので
後は、自由に生きて欲しいと思っています
そして私をずっと見てきたであろう息子は
「もう、好きな事やって生きなよ」って
言ってくれています
「家族」って、一体、なんですか？
私は
「家族」というものも
「夫婦」というものも
未だ知りません。
